Sep 11, 2010

人気の脇永久脱毛

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 名古屋市議会の自民、公明、民主、共産の4会派は、議員らが住民のもとに出向き、議会活動を説明したり、意見交換したりする「議会報告会」の開催費用として、415万円を6月補正予算案に計上するよう市側に要求した。

 だが、河村たかし市長は「政務調査費を使えばいい」として認めない構えだ。これに対し、自民などは「議会活動を市民に伝えようという改革の流れに逆行する」と反発している。

 昨年3月に施行した「議会基本条例」では「議会は、議会報告会を開催し、議会活動に関する情報を積極的に公開する」などとうたわれている。既成政党側は今回、6月、9月、11月の3定例会後、市内5か所での実施経費として、職員の超過勤務手当やプロジェクターなど備品購入費など計415万円を要求。自民の横井利明団長は「市民からの『議会が何をしているか分からない』との批判の反省に立ち、超党派で開いてこそ意義がある。個人、会派での実施では党の宣伝になる恐れがある」と強調する。

 これに対し、河村市長は16日の定例記者会見で、「政務調査費もあるし、(報告会を)各党が一緒にやるのは珍しい」と述べ、会派や個人で実施すべきで、予算計上は認められないとの考えを示した。市長与党の「減税日本ナゴヤ」も「河村代表の意向」として報告会に反対するが、独自の報告会は開いていない。

 ■震災後も不毛な対立に終始する政治

 他人への想像力を欠いた「俺」が無限に増殖していく。そんな現代日本を描き出した長編『俺俺』(新潮社、1680円)で第5回大江健三郎賞に決まった星野智幸さん(45)。政治や社会状況を積極的に扱う気鋭の作家は「不毛な二項対立が繰り返されている原発の議論を見る限り、政治の状況は以前と何も変わっていない」と大震災後の社会を冷静に見つめている。

 東京近郊の家電量販店で働く「俺」は、マクドナルドの店内で隣に座った男の携帯電話を手に入れ、出来心で振り込め詐欺を実行する。ところが、なぜか「俺」はだました母親の本当の息子になり、本当の実家に行くと知らない男が「俺」を名乗って生活していた。やがて周囲のみんなが「俺」になり、果ては「俺」同士の殺し合いが始まる…。そんな奇抜で不条理な物語『俺俺』は、誰もが代替可能な存在になり、自意識の崩壊に直面する現代人の苦悩を浮き彫りにする悲喜劇であると同時に、ともすれば自己中心的な言説が幅をきかせる日本社会への痛烈な批評にも読める。

 「みんなが自己中心的になっているので、自己中心的だという意識すら消えてしまう状況。選挙や世論調査など社会のさまざまな局面を見て感じていたことです」と、星野さんは執筆時の心境を振り返る。

 刊行は昨年6月。東日本大震災発生直後、誰もが『無私』の精神を体現しているように見え、「『俺俺』は過去のもの」と感じたが、日がたつにつれ「やはり現在の作品」との思いが強くなったという。

 「自己中心的といえば、(首都圏での)買い占めも原発をめぐる議論もそう。本当に重要な問題は置き去りにされて、反原発か原発か…と対立ばかりにエネルギーが注がれている。福島とか新潟とか、原発を誘致することで生きていこうとした人たちの複雑で、声にならない声を聞く気持ちはないのかな、と感じた」

 文芸賞を受けたデビュー作『最後の吐息』から14年がたつ。「政治と文学のかかわりを徹底して考えてきた大江(健三郎)さんをモデルケースとして吸収しながら成長してきた」だけに、大江さん一人が選考にあたる同賞受賞の喜びはひとしおだ。

 「誰もが無意識の領域に押し込めて、見ないようにしている部分を可視化することで現実と正面から向き合うのが僕の小説。震災後もそのスタンスは変えないつもり。ただ読んだ人が何か力を得られるようなものは、もっと見いだしていきたい」(海老沢類)

【プロフィル】星野智幸

 ほしの・ともゆき 昭和40年、米ロサンゼルス生まれ。産経新聞記者を経て、メキシコ留学。著書に『目覚めよと人魚は歌う』(三島由紀夫賞)、『ファンタジスタ』(野間文芸新人賞)など。

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 奈良「正論」懇話会の第45回講演会が16日、奈良市の奈良ホテルで開かれ、立命館大の加地伸行教授が「国難の時代に」と題して講演した。東日本大震災から学ぶべきこととして、加地氏は「祖先を中心とする家族共同体の絆を忘れてはならない」と訴えた。加地氏は被災者が家族を探し求めている姿を気遣いながら「日本人は祖先を大切にする。祖先は家族の中心になっていることを忘れてはいけない」と強調した。

 復興策に関しては「東北3県だけの問題ではない。日本全体の経済成長の問題だ」として、失業した被災者全員を公務員として雇用することなどを提案。3県で30万人が失業したと仮定し、公務員として雇用するのに年間1兆2千億円が必要だが、財源については「国債を発行し、購入者に相続税免除の特典をつけるなどすれば、資金は集まる」と述べた。

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